カジュアル衣料品店「ユニクロ」が失速している。
運営会社のファーストリテイリングが1月7日に発表した
2015年9~11月期(第1四半期)決算は、
本業の儲けを示す営業利益が759億円と、
前年同期を16.9%下回った。同期間としては4年ぶりの減益となった。
【グラフ】ユニクロの売れ行きが変調を来している
暖冬で冬物衣料の売れ行きが振るわなかったほか、
度重なる値上げの影響も出始めている。前回の発表から3カ月しか経っていないにもかかわらず、
2016年8月期の業績見通しを下方修正した。
■ 「想定を超える暖冬だった」
海外の店舗網を拡大したことで、連結売上高は5203億円と前年同期に比べ8.5%増えた。
が、国内のユニクロ事業は「ヒートテック」や「ウルトラライトダウン」など冬物衣料の多くが苦戦。
連結業績の足を引っ張った。
7日の会見で、岡崎健グループ上席執行役員CFOは「想定を超える暖冬だったことに加え、
暖冬でも売れる商品構成になっていなかった」
と振り返った。そのうえで、「品番数の増加により焦点がぼやけ、
(テレビCMやチラシで)個々の商品の付加価値を伝えきれなかった」と分析した。
国内ユニクロの既存店売上高をみると、昨年は9、10月こそ前年を上回ったが、
売上規模の大きい11月は8.9%減と落ち込んだ。冬物販売の動きが鈍かったため、
私 信
この様な事は想定内の事で別にユニクロだからと言って、必ず起こりうることなのでは。
ユニクロはある意味時代の寵児企業であり、アメリカ進出までして成功した。
販売を始めた頃は、中国製の不出来なもので、安かろう悪かろうの商品であった。
でもそれが次第に、ユニクロの努力に依ったものであろう。
今やジーパンなぞは、原宿のジーパン専門店でも、『あの品質で あの値段では うちでは無理』
そう言われるほど、ユニクロのジーパン一つとっても、品質面と価格の割安感は認められているのだ。
でもここがユニクロの正念場、売り上げが伸びて安定すると、人の心は当然緩む。
でもこれは当然な事、落ち着いて考えれば、何処の大企業もそこで褌を引き締め、
乗り越えて来たから今が有るのだ。 ユニクロ 決して騒ぐな! 落ち着いていまを
乗り越えろ! 売れていても浮かれるな!
『好事魔多し』悪い時こそ伸びるチャンスだ!と私はニュースを見た。