勝負師は言った 『競馬!? 女なんかと 比較出来ねぇよ 問題にならん 』
今日明日は週末で 中央競馬開催日です
今週は 東京 京都 福島で 開催されています
今その結果を見たら もう11Rまで終わっていました
福島の7Rに 122万の穴馬券が出たようで
その他は 大して荒れてはいませんようで
わたしも以前は 競馬に凝ってしまい 数百万損してしまいました
それで目が覚め 以後競馬には 興味が有りません
貧乏でも良い ギャンブルで稼いでも それは一時の夢
直ぐに同元へ 還す結果になるのです
昔から言います 『胴元には 勝てない』って
それでも飽きずに 負けても 負けても 行くのは何故でしょう
その質問に的確な答えが 「勝負好きは 勝手も負けても治らない」
わたしが未だ 40の少し前ごろ 横浜の港の仕事をしてた頃
わたしは日雇いの人たちに 保険や日給を払いだす仕事でした
その日雇いの中に この人が何故 日雇い生活者なんだろう
とても人当たりの良い 博識で仕事も真面目なOさんがいました
わたしは親しくなり 彼も私に親しみを感じたようで 仲良くなったのです
彼が競馬好きで 元町のドヤ街 寿町に住んでいました
その頃の寿は 若いわたしが立ち入る事は出来ず 会社から厳禁され
日雇う人を集めて 車へ乗せて来るのですが その会社では
日雇いでも 常用者だけで 日々ドヤの中で集めるわけではありません
ある日 車の中へ一番乗りで その彼が野ってきました
わたしは若さゆえ 失礼も顧みず その彼に聞いてみたのです
「Tさん・・・何で あなたのような人が 日雇いで港にいるの?」
わたしの問いに 彼は笑って応えてくれました
「兄さん・・・俺は 勝っても負けても 賭け事が大好きなのさ
でも・・賭け事の好きな奴は 女なんかに興味がないんだ 勝負の
面白さは 負けたって その瞬間心躍るような 一瞬が堪らないのさ
あのトキメキは 女なんかとくらべられねぇ」
その言葉を 今でも忘れる事が 出来ない 衝撃として
思い出します
あの人・・・今ごっろどうしてるかな 良い人だったのに
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