人は悲しい者、何時か別れる定め!
人はいつか・・・必ず、分かれる定めなのです。
どんなに愛した人とも、どんなに大事な人とも、
必ず別れる時が来るものなのです。
それでも、あなたの心の中に、その人の思い出は残る。
その思い出もまた、霞の彼方に消えそうになっても、
また新しい人との、新しい関係が出来て、
新しい楽しみが、あなたの前に広がるのです。
いつかまた、その連続が人生と言うものなのです。
わたしたち生きる者が、普通なら、始めて経験する別れは、
両親との別れです。
そして愛する人との別れ、その悲しみも、時が経つにつれ、
だんだん霞の彼方へ、悲しみを連れで行ってくれるのです。
だから人間は不幸にも堪えて、明日へ向かって生きて行けるのです。
でもそれは忘れているのでなく、大事な人たちへの想いが、
身体の中へ染み込んで、時折に触れ忘れた人の、想い出を甦らせる。
人の心は摩訶不思議なもの、口ではなかなか言い現せないけれど。
生き別れも、死に別れも、その人が生きる限り、その人の心に宿っているのです。
今は悲しい別れでも、いつか・・・懐かしい想い出に変わる。
人の思いって、本当に不思議なもので、様々なのです。
わたしは今、両親の思い出に慕っています。楽しい想い出に。
あなたも落ち込んだ時、大切な人を想い出して見たらいかがですか。
きっとあなたへ、力を与えてくれる事でしょう。
人はみな・・・元来強い生き物なのですから。
今は辛くとも、いつか必ず・・・それが楽しい想い出になる時が来るのです!